令和2年度芳賀赤十字病院 病院指標
年齢区分 | 0~ | 10~ | 20~ | 30~ | 40~ | 50~ | 60~ | 70~ | 80~ | 90~ |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
患者数 | 806 | 155 | 214 | 338 | 351 | 391 | 920 | 1765 | 1430 | 490 |
DPCコード | DPC名称 | 患者数 | 平均 在院日数 (自院) |
平均 在院日数 (全国) |
転院率 | 平均年齢 | 患者用パス |
---|---|---|---|---|---|---|---|
050130xx99000x | 心不全 なし 手術・処置等1なし 手術・処置等2なし | 121 | 19.14 | 17.23 | 0.05 | 81.86 | |
110310xx99xxxx | 腎臓又は尿路の感染症 なし | 94 | 17.22 | 13.00 | 0.03 | 74.87 | |
040081xx99x0xx | 誤嚥性肺炎 なし 手術・処置等2なし | 92 | 29.23 | 20.51 | 0.15 | 82.07 | |
060340xx03x00x | 胆管(肝内外)結石、胆管炎 限局性腹腔膿瘍手術等 手術・処置等2なし 定義副傷病なし | 76 | 12.37 | 9.53 | 0.00 | 76.92 | |
010060×2990401 | 脳梗塞(脳卒中発症3日目以内、かつ、JCS10未満) なし 手術・処置等1なし 手術・処置等24あり 定義副傷病なし 重症度等発症前Rankin Scale 0、1又は2 | 61 | 29.26 | 15.64 | 0.07 | 72.36 |
内科各領域(循環器、消化器、神経、腎臓、血液、呼吸器、内分泌)について、それぞれ専門の医師が担当し診療しています。高齢化が進む中、平均年齢が70代から80代となっており、「心不全」「誤嚥性肺炎」「脳梗塞」が多く、そのほとんどの患者が救急車等の搬送による緊急での入院となっています。また胆管結石など消化器内科において、内視鏡による治療を行っています。退院に際し、特に高齢の患者さんについては、施設入所や介護サービスなどを希望される患者・ご家族が多く、医療ソーシャルワーカーを中心とした退院調整部門による多職種で取り組み対応しています。退院調整には時間を要することから平均在院日数が全国と比較し自院が長くなる傾向にあります。
DPCコード | DPC名称 | 患者数 | 平均 在院日数 (自院) |
平均 在院日数 (全国) |
転院率 | 平均年齢 | 患者用パス |
---|---|---|---|---|---|---|---|
140010x199x0xx | 妊娠期間短縮、低出産体重に関連する障害(出生時体重2500g以上) なし 手術・処置等2なし | 149 | 9.32 | 6.13 | 0.01 |
0 |
|
080270xxxx1xxx | 食物アレルギー 手術・処置等1あり | 119 | 1.33 | 2.12 | 0.00 | 2.92 | |
060380xxxxx00x | ウイルス性腸炎 手術・処置等2なし 定義副傷病なし | 59 | 5.42 | 5.86 | 0.03 | 6.49 | |
040090xxxxxx0x | 急性気管支炎、急性細気管支炎、下気道感染症(その他) 定義副傷病なし | 44 | 6.91 | 6.47 | 0.00 | 3.32 | |
040100xxxxx00x | 喘息 手術・処置等2なし 定義副傷病なし |
44 |
9.16 | 6.46 | 0.02 | 4.5 |
当院は、栃木県県東保険医療圏唯一の小児・新生児病棟を有する病院です。上表のとおり・急性気管支炎・肺炎等の下気道炎などの急性疾患の入院患者数が多くなっています。また気管支喘息急性増悪に対応した入院も同様に数多く受け入れております。いずれも県内随一の入院数であり、特に県東保険医療圏の入院治療を要する急性期疾患患者の大半を当院が受入れ、治療にあたっています。さらに周産期医療にも力を入れており、新生児集中治療室など、専用病床を12床有しており、地域医療周産期母子医療センターとして、県内各地域から早産児疾患を持った新生児の入院医療に対応しています。
DPCコード | DPC名称 | 患者数 | 平均 在院日数 (自院) |
平均 在院日数 (全国) |
転院率 | 平均年齢 | 患者用パス |
---|---|---|---|---|---|---|---|
110080xx991xxx | 前立腺の悪性腫瘍 なし 手術・処置等1あり | 72 | 3.07 | 2.54 | 0.00 | 71.06 | |
060160x001xxxx | 鼠径ヘルニア(15歳以上) ヘルニア手術 鼠径ヘルニア等 | 65 | 5.49 | 4.86 | 0.00 | 67.60 | |
060335xx0100xx | 胆嚢炎等 胆嚢摘出術 手術・処置等1なし 手術・処置等2なし | 48 | 10.58 | 13.78 | 0.04 | 69.50 | |
060335xx02000x | 胆嚢炎等 腹腔鏡下胆嚢摘出術等 手術・処置等1なし 手術・処置等2なし 定義副傷病なし | 45 | 6.22 | 7.23 | 0.00 | 59.20 | |
060210xx99000x | ヘルニアの記載のない腸閉塞 なし 手術・処置等1なし 手術・処置等2なし 定義副傷病なし | 43 | 7.70 | 9.08 | 0.02 | 74.02 |
当院では、2泊3日の前立腺針生検が最も多くなっています。※令和2年度は泌尿器科の常勤医が不在であり、外科医師が担当
その次に15歳以上の鼡径ヘルニアの件数が多くなっています。また当院は「地域がん診療病院」に指定されており、「結腸・直腸・胃・肝臓・膵臓」の悪性新生物患者に対する患者を受け入れ手術治療を実施しています。
DPCコード | DPC名称 | 患者数 | 平均 在院日数 (自院) |
平均 在院日数 (全国) |
転院率 | 平均年齢 | 患者用パス |
---|---|---|---|---|---|---|---|
160800xx01xxxx | 股関節・大腿近位の骨折 人工骨頭挿入術 肩・股等 | 138 | 36.04 | 25.09 | 0.06 | 82.55 | |
160690xx99xx0x | 胸椎、腰椎以下骨折損傷(胸・腰髄損傷を含む。)なし | 58 | 32.22 | 18.81 | 0.02 | 81.93 | |
07040xxx01xxxx | 股関節骨頭壊死、股関節症(変形性を含む。) 人工関節再置換術等 |
31 |
31.13 | 21.03 | 0.00 | 68.48 | |
160980xx99x0xx | 骨盤損傷 なし 手術・処置等2なし | 24 | 25.75 | 19.06 | 0.04 | 77.92 | |
160760xx97xx0x | 前腕の骨折 あり 定義副傷病なし | 21 | 9.38 | 5.18 | 0.00 | 58.90 |
高齢化が進む中で、当院の整形外科では「股関節・大腿近位の骨折」の患者が最も多く、人工骨頭挿入術などの手術治療を実施しています。また他部位の骨折患者も高齢者が多い傾向にあります。手術後、急性期医療が終了した患者は、リハビリテーションが必要な方が多く、在宅復帰に向けた回復期リハビリテーション病棟にて治療を行っております。在宅復帰に向けては、多職種共同で取り組み、治療および管理を行っております。
DPCコード | DPC名称 | 患者数 | 平均 在院日数 (自院) |
平均 在院日数 (全国) |
転院率 | 平均年齢 | 患者用パス |
---|---|---|---|---|---|---|---|
120260xx01xxxx | 分娩の異常 子宮破裂手術等 | 60 | 11.08 | 9.45 | 0.00 | 33.83 | |
120060xx01xxxx | 子宮の良性腫瘍 子宮全摘術等 | 55 | 10.02 | 9.57 | 0.00 | 45.42 | |
120180xx99xx0x | 胎児及び胎児付属物の異常 なし 定義副傷病なし | 48 | 8.10 | 6.13 | 0.02 | 31.13 | |
12002xxx02x0xx | 子宮頸・体部の悪性腫瘍 子宮頸部(腟部)切除術等 手術・処置等2なし | 35 | 5.23 | 3.11 | 0.00 | 36.31 | |
120170x199xxxx | 早産、切迫早産(妊娠週数34週未満) なし | 26 | 26.96 | 21.68 | 0.23 | 31.58 |
当院では、地域周産期母子医療センターとして、積極的に患者を受入れ、帝王切開術など、胎児異常等のハイリスク症例に対する医療を実施しています。また子宮筋腫や子宮頚部高度異形成疾患に対し、手術治療を実施しています。
DPCコード | DPC名称 | 患者数 | 平均 在院日数 (自院) |
平均 在院日数 (全国) |
転院率 | 平均年齢 | 患者用パス |
---|---|---|---|---|---|---|---|
010040x099000x | 非外傷性頭蓋内血腫(非外傷性硬膜下血腫以外)(JCS10未満) なし 手術・処置等1なし 手術・処置等2なし 定義副傷病なし | 24 | 19.17 | 18.86 | 0.21 | 65.67 | |
010050xx02x00x | 非外傷性硬膜下血腫 慢性硬膜下血腫穿孔洗浄術等 手術・処置等2なし 定義副傷病なし | 24 | 11.75 | 12.04 | 0.00 | 78.58 | |
160100xx97x00x | 頭蓋・頭蓋内損傷 その他の手術あり 手術・処置等2なし 定義副傷病なし | 23 |
7.30 |
9.68 | 0.00 | 74.96 | |
010040x199x0xx | 非外傷性頭蓋内血腫(非外傷性硬膜下血腫以外)(JCS10以上) なし 手術・処置等2なし | 16 | 25.56 | 22.35 | 0.31 | 73.63 | |
160100xx99x00x | 頭蓋・頭蓋内損傷 なし 手術・処置等2なし 定義副傷病なし | 16 | 3.88 | 8.18 | 0.00 | 63.31 |
脳神経外科では、脳出血・硬膜下血腫患者を受け入れ手術治療を行っています。
また外傷性の頭蓋内損傷患者も多く、脳腫瘍患者に対する手術治療も実施しています。
DPCコード | DPC名称 | 患者数 | 平均 在院日数 (自院) |
平均 在院日数 (全国) |
転院率 | 平均年齢 | 患者用パス |
---|---|---|---|---|---|---|---|
020110xx97xxx0 | 白内障、水晶体の疾患 あり 重症度等片眼 | 553 | 3.01 | 2.76 | 0.00 | 74.30 | |
020200xx9710xx | 黄斑、後極変性 あり 手術・処置等1あり 手術・処置等2なし | 24 | 4.00 | 6.49 | 0.00 | 71.92 | |
020240xx97xxx0 | 硝子体疾患 あり 重症度等片眼 | 13 | 3.92 | 5.65 | 0.00 | 67.85 | |
020110xx97xxx1 | 白内障、水晶体の疾患 あり 重症度等両眼 | – | – | 4.95 | – | – | |
020200xx9700xx | 黄斑、後極変性 あり 手術・処置等1なし 手術・処置等2なし | – | – | 6.3 | – | – |
眼科では、高齢者に多くみられる「白内障」患者を積極的に受入れ、手術治療を実施しています
毎月約50症例の患者を受け入れており、入院期間は2泊3日の入院となっています。
また「黄斑」に対する手術も実施しています。
初発の5大癌のUICC病期分類別並びに再発患者数ファイルをダウンロード
初発 | 再発 | 病期分類 基準(※) |
版数 | |||||
---|---|---|---|---|---|---|---|---|
Stage I | Stage II | Stage III | Stage IV | 不明 | ||||
胃癌 | 41 | – | 10 | 16 | 32 | 20 | 1 | 8 |
大腸癌 | 16 | 21 | 29 | 15 | 28 | 29 | 1 | 8 |
乳癌 | – | – | – | – | – | – | 1 | 8 |
肺癌 | – | 11 | 29 | 43 | 1 | 8 | ||
肝癌 | – | – | 32 | 28 | 1 | 8 |
※ 1:UICC TNM分類,2:癌取扱い規約
【解説】
上表は、「5大がん(胃がん・大腸がん・乳がん・肺がん・肝がん)」について、の初発患者の病期分類による延べ患者数、再発患者の延べ患者数を示しています。がんの病期分類は、がんの進行・拡がりの程度を意味し、Stage0からStageⅣまでありStageⅣが最も進行していることになります。当院は胃がんに次いで、大腸がんや肺がん、肝がんが多くなっています。胃がんについてはStageⅠ(早期胃がん)の症例が最も多い傾向にあり、内視鏡手術による治療を積極的に実施しています。また当院は「地域がん診療病院」に指定されており、手術治療だけではなく、化学療法による治療も多数施行しています。
患者数 | 平均 在院日数 |
平均年齢 | |
---|---|---|---|
軽症 | – | – | – |
中等症 | 79 | 22.92 | 78.80 |
重症 | 46 | 22.72 | 83.72 |
超重症 | 24 | 25.63 | 87.63 |
不明 |
【解説】
上表は、日本呼吸器学会、成人市中肺炎診療ガイドラインの定義に基づき、肺炎の重症度別に集計しており 市中肺炎の患者さんを対象としています。 (15歳未満の患者・誤嚥性肺炎。インフルエンザ肺炎・ウイルス性肺炎を除く)中等症が最も多くなっております。平均年齢は79歳となり 高齢者に多く、平均在院日数も約23日と長くなっています。 重症、超重症患者は70名となっており、平均年齢は85歳とこちらも高齢者が多く 平均在院日数も高度な治療を要するため、22日~26日と長くなっています。
発症日から | 患者数 | 平均在院日数 | 平均年齢 | 転院率 |
---|---|---|---|---|
3日以内 | 193 | 31.61 | 77.40 | 0.12% |
その他 | – | – | – | – |
【解説】
脳梗塞で入院された患者さんのほとんどは、発症日から3日以内に入院治療を受けられています。脳梗塞治療では早期に治療を行うことがその後のADL(日常生活動作)に大きな影響を与えます。当院では急性期医療が終了した患者さんは、リハビリテーションが必要な患者が多く、回復期リハビリテーション病棟に転棟していただき、総合的なリハビリ、在宅復帰に向けた計画を多職種で取組み、治療管理を行っております。 また転院率が約12%となっていますが、地域連携診療計画書をもとに医療圏内の医療機関とも連携し、総合的な治療管理を行っています。
Kコード | 名称 | 患者数 | 平均 術前日数 |
平均 術後日数 |
転院率 | 平均年齢 | 患者用パス |
---|---|---|---|---|---|---|---|
K688 | 内視鏡的胆道ステント留置術 | 56 | 3.63 | 16.11 | 0.04 | 75.23 | |
K7211 | 内視鏡的大腸ポリープ・粘膜切除術(直径2cm未満) | 47 | 5.53 | 4.49 | 0.04 | 71.45 | |
K6532 | 内視鏡的胃、十二指腸ポリープ・粘膜切除術(早期悪性腫瘍粘膜下層) | 44 | 2.73 | 10.95 | 0.00 | 74.73 | |
K5492 | 経皮的冠動脈ステント留置術(不安定狭心症) | 35 | 0.17 | 15.14 | 0.03 | 71.03 | |
K5493 | 経皮的冠動脈ステント留置術(その他) | 30 | 3.93 | 3.73 | 0.00 | 72.70 |
消化器領域では、胆管結石性胆嚢炎等に対して、内視鏡治療を実施しています。「5大がん」でも記載しているとおり、当院は胃がんについてはStageⅠ(早期胃がん)の症例が最も多い傾向にあり、予定入院にて、入院翌日に、内視鏡手術(早期悪性腫瘍粘膜切除)による治療を実施しております。また、循環器領域においては、急性心筋梗塞・狭心症などの疾患に対し「冠動脈ステント留置術」を実施しており24時間体制で対応しています。
Kコード | 名称 | 患者数 | 平均 術前日数 |
平均 術後日数 |
転院率 | 平均年齢 | 患者用パス |
---|---|---|---|---|---|---|---|
K6335 | 鼠径ヘルニア手術 | 77 | 1.22 | 2.88 | 0.00 | 57.58 | |
K672-2 | 腹腔鏡下胆嚢摘出術 | 57 | 1.39 | 3.88 | 0.00 | 60.74 | |
K672 | 胆嚢摘出術 | 52 | 1.48 | 9.17 | 0.04 | 70.44 | |
K7193 | 結腸切除術(全切除、亜全切除又は悪性腫瘍手術) | 26 | 3.23 | 12.88 | 0.00 | 71.54 | |
K7182 | 虫垂切除術(虫垂周囲膿瘍を伴うもの) | 23 | 0.78 | 6.96 | 0.00 | 59.35 |
外科では鼠径ヘルニア手術が最も多く、入院翌日に手術を実施しおり、約4日間の入院期間となっています。 胆嚢結石症・胆のう炎に対しても多く手術を実施しており、同様に入院翌日に手術、約5日間の入院期間となっています。 また当院は「地域がん診療病院」に指定されており、消化器系(胃・大腸)の悪性新生物患者も多く受け入れて手術治療を実施しています。
Kコード | 名称 | 患者数 | 平均 術前日数 |
平均 術後日数 |
転院率 | 平均年齢 | 患者用パス |
---|---|---|---|---|---|---|---|
K9131 | 新生児仮死蘇生術(仮死第1度) | 13 | 0.00 | 15.77 | 0.00 | 0.00 | |
K5131 | 胸腔鏡下肺切除術(肺嚢胞手術(楔状部分切除)) | – | – | – | – | – |
当院では、「新生児仮死蘇生術(仮死第1度のもの)」(新生児にみられる呼吸循環不全を主徴とする症候群を新生児仮死といい、その児を蘇生させる特別な手技。Apgar score 4~6点の重症度に相当。)を行っております。
Kコード | 名称 | 患者数 | 平均 術前日数 |
平均 術後日数 |
転院率 | 平均年齢 | 患者用パス |
---|---|---|---|---|---|---|---|
K0461 | 骨折観血的手術(大腿) | 101 | 2.31 | 14.86 | 0.07 | 82.08 | |
K0821 | 人工関節置換術(膝) | 40 | 1.85 | 13.15 | 0.00 | 69.68 | |
K0811 | 人工骨頭挿入術(股) | 37 | 3.30 | 14.03 | 0.05 | 82.65 | |
K0462 | 骨折観血的手術(前腕) | 18 | 2.78 | 15.94 | 0.11 | 65.89 | |
K0732 | 関節内骨折観血的手術(手) | 17 | 1.82 | 12.59 | 0.00 | 57.41 |
「診断群分類別患者数等」に示しているとおり、当院では高齢化が進む中、「股関節・大腿近位の骨折」患者をはじめ外傷による骨折患者も多く受け入れており、手術治療を実施しております。 手術後、急性期医療が終了した患者はリハビリテーションが必要な方が多く、回復期リハビリテーション病棟に転棟していただき、総合的なリハビリ、在宅復帰に向けた計画を多職種で取組み、治療管理を行っております。
Kコード | 名称 | 患者数 | 平均 術前日数 |
平均 術後日数 |
転院率 | 平均年齢 | 患者用パス |
---|---|---|---|---|---|---|---|
K877 | 子宮全摘術 | 66 | 1.17 | 8.59 | 0.00 | 49.47 | |
K8982 | 帝王切開術(選択帝王切開) | 55 | 6.44 | 7.87 | 0.00 | 33.18 | |
K8981 | 帝王切開術(緊急帝王切開) | 44 | 3.98 | 8.18 | 0.00 | 32.75 | |
K867 | 子宮頸部(腟部)切除術 | 35 | 1.00 | 3.06 | 0.00 | 36.31 | |
K8882 | 子宮附属器腫瘍摘出術(両側)(腹腔鏡) | 20 | 1.00 | 5.05 | 0.00 | 38.60 |
子宮頸部異形成や子宮筋腫に対して多くの手術を実施しています。 また帝王切開術による分娩にも対応しています。
Kコード | 名称 | 患者数 | 平均 術前日数 |
平均 術後日数 |
転院率 | 平均年齢 | 患者用パス |
---|---|---|---|---|---|---|---|
K2821ロ | 水晶体再建術(眼内レンズを挿入する場合)(その他) | 553 | 1.00 | 1.02 | 0.00 | 74.25 | |
K2801 | 硝子体茎顕微鏡下離断術(網膜付着組織を含む) | 31 | 1.00 | 2.03 | 0.00 | 69.55 | |
K2802 | 硝子体茎顕微鏡下離断術(その他) | 11 | 1 | 2 | 0.00 | 72 | |
K279 | 硝子体切除術 | – | – | – | – | – | |
K2821イ | 水晶体再建術(眼内レンズを挿入する場合)(縫着レンズ挿入) | – | – | – | – | – |
当院では、平成29年度より入院患者の受け入れを開始しました。 高齢化に伴い、手術対象患者が増加傾向にあります。入院期間は、入院翌日に入院・術後翌日に退院と2泊3日で対応しています。
います。
Kコード | 名称 | 患者数 | 平均 術前日数 |
平均 術後日数 |
転院率 | 平均年齢 | 患者用パス |
---|---|---|---|---|---|---|---|
K164-2 | 慢性硬膜下血腫穿孔洗浄術 | 40 | 1.10 | 8.15 | 0.03 | 77.45 | |
K1771 | 脳動脈瘤頸部クリッピング(1箇所) | – | – | – | – | – | |
K1742 | 水頭症手術(シャント手術) | – | – | – | – | – | |
K164-5 | 内視鏡下脳内血腫除去術 | – | – | – | – | – | |
K145 | 穿頭脳室ドレナージ術 | – | – | – | – | – |
当院では、慢性硬膜下血腫患者に対する「血腫穿孔洗浄術」が最も多くなっています。くも膜下出血患者に対し「脳動脈瘤頸部クリッピング術」を実施しています。
DPC | 傷病名 | 入院契機 | 症例数 | 発生率 |
---|---|---|---|---|
130100 | 播種性血管内凝固症候群 | 同一 | – | -% |
異なる | – | -% | ||
180010 | 敗血症 | 同一 | 22 | 0.38 |
異なる | 14 | 0.30 | ||
180035 | その他の真菌感染症 | 同一 | – | -% |
異なる | – | -% | ||
180040 | 手術・処置等の合併症 | 同一 | 16 | 0.41 |
異なる | – | -% |
消化管の悪性新生物の術後、白血病の合併症として血液の凝固異常に異常をきたす播種性血管内凝固症候群を起こす場合があります。又様々な感染症から病原菌が血液内に入り、敗血症になることがあります。手術・術後の合併症は、術後の出血があります。
2017.09.29 平成28年度 芳賀赤十字病院 病院指標を公開しました。
2018.09.27 平成29年度 芳賀赤十字病院 病院指標を公開しました。
2019.09.27 平成30年度 芳賀赤十字病院 病院指標を公開しました。
2020.09.30 令和元年度 芳賀赤十字病院 病院指標を公開しました。
2021.09.28 令和2年度 芳賀赤十字病院 病院指標を公開しました。
上表は年齢(10歳毎)に患者数を集計した表になっています。新型コロナウイルス感染症の影響により、令和2年度に当院から退院された患者数は、昨年度より減少し、約6900名でした。年齢階級別では70代以上の高齢者が多く、半数以上の54%を占めています。また10歳未満の小児・新生児患者が約15%となっています。県東保険医療圏での急性期病院の中核として、救急及び周産期医療など地域医療に対応しています。