芳賀赤十字病院は地域医療支援病院・地域周産期母子医療センター・災害拠点病院・DMAT指定病院・地域がん診療病院・臨床研修指定病院に指定されています。

病院案内

院長からのごあいさつ

 芳賀赤十字病院は1922年(大正11年)に設立された芳賀病院にはじまり、1949年(昭和24年)に現在の日本赤十字社栃木県支部芳賀赤十字病院となりました。当院は真岡市、益子町、茂木町、市貝町、芳賀町の一市四町で構成される県東保健医療圏の中核病院として、また年間4000台を超える救急車を受け入れる唯一の二次救急医療機関としてこれまで地域とともに歩んでまいりました。

 当院は急性期医療に対応するのみならず、緊急母胎搬送受け入れや新生児治療を行なう地域周産期母子医療センターが併設され、また地域がん診療病院としてがん医療にも力を入れています。2016年には回復期リハビリ病棟を開設し患者さんの在宅復帰支援の向上を目指しており、急速に進む高齢化に向けて認知症疾患医療センターに指定されました。当院は診療のみならず教育も重視し、臨床研修指定病院として若い医師の育成や多職種の学生の実習を受け容れ医療者の教育にも取り組んでいます。赤十字精神(人道・博愛)に基づく日本赤十字社の病院として、熊本地震や令和元年台風15号災害では日赤救護班の派遣を行いました。

 近年病院の老朽化が目立ち災害拠点病院、DMAT指定病院として耐震性の向上が望まれておりましたが、2018年12月に念願の新病院が竣工し2019年3月に移転となりました。今後も「地域に貢献する病院」の理念のもと、芳賀地区の医療の充実に努めます。皆さまのご支援を宜しくお願い申し上げます。