芳賀赤十字病院は地域医療支援病院・地域周産期母子医療センター・災害拠点病院・DMAT指定病院・地域がん診療病院・臨床研修指定病院に指定されています。

部門紹介

薬剤部

保険薬局の皆様へ

  ・院外処方せんにおける疑義照会/問い合わせ適正化のプロトコルの運用について
  ・薬学管理サマリーの発行、返書の受付について

  ・化学療法:採用レジメン一覧
  ・抗がん剤専用トレーシングレポート(抗がん剤専用服薬情報提供書)について
  ・レジメン情報についての問い合わせ

  ・薬薬連携の推進を目的とした相談会・研修会のご案内 

スタッフ紹介

薬剤師:22名(男性10名・女性12名)
調剤補助者:3名
(2024年時点)

病院(薬剤部)見学のご依頼はこちらをご参照ください。
病院見学案内

専門・認定資格取得 薬剤師数

日本病院薬剤師会 感染制御認定薬剤師  1名
日本病院薬剤師会 妊婦・授乳婦薬物療法認定薬剤師  1名
日本病院薬剤師会 日病薬認定薬剤師  3名
日本経腸栄養学会 栄養指導サポートチーム(NST)専門療養士  2名
日本臨床腫瘍薬学会 外来がん治療専門薬剤師  2名
日本循環器学会 心不全療養指導士  1名
日本麻酔科学会 術後疼痛管理研修修了薬剤師  1名
日本救急医学会 ICLSアシスタントインストラクター  1名
日本糖尿病療養指導士認定機構 糖尿病療養指導士   2名
日本薬剤師研修センター 認定実務実習指導薬剤師  2名
日本薬剤師研修センター 認定薬剤師  7名
日本アンチ・ドーピング機構 スポーツファーマシスト  2名

業務内容

調剤業務 注射調剤業務 無菌混注・製剤業務
病棟薬剤業務
・薬剤管理指導業務
がん化学療法支援業務 医薬品情報管理(DI)
・医薬品管理業務
入退院管理支援業務 抗菌薬適正使用支援業務 その他チーム業務

調剤業務

スマートフォンのアプリケーションと医薬品バーコード(GS1データバー)を利用した調剤システムにより、調剤の安全性と効率性を図っています。また、一包化した薬やシートの薬を専用カメラで撮影し、自動照合技術で画像解析を行う最新の「一包化監査支援システム・監査レンジ」の導入と、処方内容と血液検査データを参照してスクリーニングする独自のプログラムを併用して処方鑑査を行い、調剤の安全性を高めています。

intern_voice02― 全自動錠剤分包機 ―
intern_voice03― 調剤支援システムによる調剤 ―

intern_voice02― 一包化鑑査支援システム ―
intern_voice02― 鑑査レンジ ―

 

注射調剤業務

注射処方箋をもとに、注射薬自動払出装置(アンプルピッカー)を用いて入院患者さん一人一人の注射薬をそれぞれセットしています。注射調剤業務でも同様に、調剤支援システムを活用しています。 投与量や投与ルート、配合変化、安定性などを確認した後に、病棟に払い出しをしています。

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― 注射薬自動払出装置① ―
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― 注射薬自動払出装置② ―

 

無菌混注・製剤業務

外来および入院化学療法で使用される抗がん剤は安全キャビネットを使用し、無菌調製による混注業務を行っています。 また、市販されていない特殊製剤や、院内消毒薬などの調製も行っています。 クリーンベンチ内で無菌的に薬剤師が調製を行い、払い出しをしています。 現在は新型コロナウイルスワクチンの希釈・充填業務も行っています。

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―  無菌調製 ―
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― 化学療法の施用ごとの取り揃え ―

 

病棟薬剤業務・薬剤管理指導業務

各病棟に専任の薬剤師を配置し、入院患者さんの副作用歴、アレルギー歴、服薬状況を把握し、適切な薬物治療を行えるよう処方提案や処方変更などに対応しています。また、入院前に使用していたお薬(持参薬)を確認し、その内容を医師に報告することで継続的な投薬治療が滞りなく行えるようサポートしています。 お薬が処方された患者さんへは、ベッドサイドでお薬の飲み方や使い方、薬効、副作用などを説明し、患者さんが安心してお薬を服用し、治療がより有効に行えるよう服薬指導を行っています。退院時にはお薬手帳や薬剤サマリーに必要な情報を記載し、退院後も適切な薬物治療が継続していけるよう、情報提供を行っています。

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―  薬剤師による配薬管理 ―
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―  病棟での服薬指導 ―

 

医薬品情報管理(DI)・医薬品管理業務

新薬または採用医薬品等に関する情報の収集や評価を行い、医師・看護師などの各医療スタッフに情報提供しています。定期的にDIニュースや新規採用薬情報など配信を行っており、より有効で安全な薬物療法が実施されるよう努めています。 また、既存採用医薬品の検討やジェネリック医薬品への変更・見直しを定期的に行い、より良い医療に寄与するのと同時に、経営の健全化にも努めています。

がん化学療法支援業務

病院薬剤師が外来患者さんに継続的に関わり、治療の有効性や安全性の高い最適な薬物療法を実施するため、レジメンの登録・確認や注射薬の調製などを行っています。 また、医師の診察前に専門資格をもった薬剤師による介入も行っています。 患者指導に介入し、血液検査や副作用・コンプライアンス・抗がん剤の投与量、投与方法や投与間隔を管理し、抗がん剤治療が有効・安全・適切に行われるように支援しています。2021年度からは近隣の調剤薬局との連携を図り、連携充実加算の算定も行っています。

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― クリーンベンチでの注射薬の調製 ―
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―  外来化学療法室 ―

 

入退院管理支援業務

病院全体で患者さんの入院から退院までを円滑に進めるための取り組みです。 この取り組みの中で薬剤師は、入院が決定した患者さんの持参薬確認を行っています。 また、手術目的で入院される患者さんに関しては、術前に休薬が必要な抗凝固薬や抗血小板薬などを服用していないか確認し、必要な薬剤がある場合は主治医に情報提供を行い、患者さんが適切かつ安全に手術を受けることができるよう支援しています。 この入院前に得た情報は、病棟薬剤師が入院後に活用することで病棟業務の効率化にも繋がっています。

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―  入院前の持参薬確認 ―
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―  外来配布のお薬調査票 ―

 

抗菌薬適正使用支援業務

感染制御認定薬剤師を中心に感染症専門医、感染管理認定看護師、検査技師らとともに感染症治療患者の把握と細菌検査データを基に抗菌薬の適正使用の推進を行っています。

※業務内容の詳細は、感染管理室(院内感染対策の取り組み)についてのページをご参照ください。

その他チーム業務

・糖尿病教室
・手術室薬品管理
・臨床試験(治験)管理
・成長ホルモン自己注射キャンプ
・褥瘡対策チーム(PUT)
・緩和ケアチーム(PCT)
・認知症ケアチーム(DCT)
・栄養サポートチーム(NST)
・院内感染対策チーム(ICT)
・抗菌薬適正使用支援チーム(AST)

※掲載写真はイメージです。 

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